新米の季節
北海道米はかつては「やっかいどう米」とか呼ばれて、安かろう悪かろうの典型だったそうだ。
北海道産米食率(道産米を北海道の人が食べる率)というのがある。
ほんの10年ほど前に最低の37%を記録したらしいが、去年は67%、今年は多分70%を超えることになるだろうと、地元紙の社説にあった。
それでも米どころと言われる新潟や秋田では80%を超えているらしい。
まだまだ「地産地消」の比率は上げる余地がある、という論評だった。
特に今年は全国的な過剰作付けがあって、計画より23万トンだかが余剰米になるらしい。
そのため今年の新米の価格は、北海道米を除いて全般的に下がっているとのことだ。
昨日も新潟・岩船の米農家が採算が合わずに、田圃の貸し借りをして、大規模にならざるを得ない、作る方も貸す方も大変、とかいうテレビを見た。
一方で、味も価格も値ごろ感のある北海道米は今のところ元気なようだ。
こうして去年の新品種・おぼろづきも5kgと2kg入りのしか売っていない。
去年は年が明けたら完売とかで、なくなっていた。10kg入りにはしない、する必要もない、ということなのだろう。
とにかく北海道ではコシヒカリは気候的につくれない。したがって、別品種で、しかも売れる米(=美味しくて安い米)を徹底的に新品種の開発に力を入れざるを得なかった。
各地にある農業試験場(国と道立)が競い合うようにして新品種を生み出してきた。
こうして今年も新品種・ふっくりんこが発売になった。この米は函館地方が発祥である。
おぼろづきに比べてやや安い。しかし、やっぱり5kg入りで、10kg入りは売ってない。
前評判は上々で、どんなにふっくらしているのか楽しみだ。
「生活支援米」なんて名前を付した、こんな銘柄もあって、当然10kg入り。安い。
この銘柄が新品種だった頃、よく食べたものだ。
最近では、意識改革もあってか、コシヒカリでなければダメという感覚もなくなった。
道内の寿司屋でも当たり前に道産米を使うようになったし、今後の道産米の躍進が楽しみである。
とにかく品種改良でなく、新品種の開発に取り組んできた関係者には頭が下がる思いだ。
(珍しくちょっと真面目な日でしたぁ~~)
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コメント
北海道産の“ふっくりんこ”とは、なんとナイスなネーミング。
まるで私のような……いえいえ、とっても美味しそうなネーミングです。
今はどこぞのコシヒカリがどうのこうの言ってますが、その土地にあった美味しい米の研究も進んで、特に不味いとかメッチャ美味しいとかの差がなくなりつつあるのではないかと思っています。
投稿: pochiko | 2007年10月12日 (金) 22:24
@pochikoさん
お晩でしたぁ(^^♪
pochikoさんっては「美味しそう」なんですか?(驚愕)
なんか日本語、変だなぁ(^_^;)
あっ、そっか。
もしかしてふっくりんこなら美味しいって意味でしたか?
そりゃそうですね。
真面目なところ、ボクはね、越後もんとして、コシヒカリという「名称」からどれだけ早く離脱できる地域が将来とも勝ち抜けることのできる地域だと思っているんです。
コシヒカリは品種改良だけで、いわゆるマイナーチェンジだけで長い間、切り抜けてきました。
これだけでは、各地の土壌や気候、規模などのほか、生産農家それぞれの熱意や気合の入れ方も違うわけだし、均一な品質や量の確保が出来るのか?って思っちゃうんです。
ササニシキの轍を踏まないようにするには、コシヒカリも生まれ変わる「構造改革」が必要なのではないかと~~故郷を思う気持ちと捉えてくだされ(~_~)
もっち、会津のpochikoシヒカリが最高であることは前提の上でお話してきました。
以上、小生意気なド素人のシンの言い放題でしたので、忘れてください。
投稿: シン | 2007年10月12日 (金) 23:30
シンさ~~んこんにちは。
ご飯大好き。おいしいお米はおにぎりにして食べても最高よね。
ご飯がおいしいと、おかずもそんなにいらないってこと。
これからの季節おいしい物が沢山でてくるとご飯がすすむ。そして、みんな太る。笑
食べすぎには注意よ~~。
「ふっくりんこ」って食欲をそそるネーミングだね。
そうそう、食用菊の記事があったけど初めて知りました。わたしは、黄色いのしか知らなかったの。(^^;)色々あるんだね!
投稿: 木の葉 | 2007年10月13日 (土) 12:02
@木の葉さん
こんにちは。
ホントに北海道米、以前に比べて美味しくなりましたよ~
新潟から札幌に移り住んだ40年前、学食で食べた北海道米に呆然とした記憶が蘇ります。
こんなご飯を食べて暮らすんだぁ、と。
やっと、ここ十数年でないでしょうかね、美味しくいただけるようになったのは。
投稿: シン | 2007年10月15日 (月) 10:52